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第14期レガシー神挑戦者決定戦とEternal Weekend Asia2019に参加してきました

第14期レガシー神挑戦者決定戦EternalWeekendAsia2019に参加してきました。前回の神決定戦は5年ぶりの参加でしたが、今回の参加は3ヵ月ぶり。スパン短すぎワロタ

それと去年は呑気してたら受付締め切りで参加できなかったEternal Weekend Asiaも今年はきちんと予約できました。セーフ

デッキリスト

●30 Creatures
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
4 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
3 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
2 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
2 《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》

2 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
2 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
2 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
2 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》

1 《飛び道具の達人/Munitions Expert》
1 《棘鞭使い/Stingscourger》
1 《ゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmaster》

●8 Other Spell
4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3 《虚空の杯/Chalice of the Void》
1 《タール火/Tarfire》

●22 Lands
5 《山/Mountain》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
3 《不毛の大地/Wasteland》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《乾燥台地/Arid Mesa》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《Badlands》

●15 Sideboard
2 《血染めの月/Blood Moon》
2 《Pyrokinesis》
2 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
2 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2 《Karakas》

1 《ヤスデ団/Earwig Squad》
1 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
1 《飛び道具の達人/Munitions Expert》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》

※レガシー神の段階ではサイドの「飛び道具の達人」「血染めの月」が「紅蓮光電の柱×2」でした。

想定したメタゲームについて

特に意識したデッキは以下の通り

  • デルバー(カナスレ、4c、Grixisなど)
  • 白青石鍛冶
  • ダークデプス(ホガーク)
  • 赤単プリズン

これに落ち目のミラクル、グリコン(4cレオ)、URデルバーや強さの割に使用者の少ない土地単、なんだかんだいって強いANT、エルドラージ、堅実にして無難なデスタクが続くと予想。ダークデプスと赤単プリズンが頑張りそうなあたり、メタ的には去年のGP静岡前夜と似たような感じになると思っていました。

そしてEW一週間前。レガシー神とMOレガシーのMCQの結果を受けて、コントロール対策はもはや切っても良いと判断しサイドを更に尖らせてEW本番に臨みました。

対戦結果

第14期レガシー神挑戦者決定戦

ラウンド 対戦相手 結果
Round 1(後手) 4c Delver ○××
Round 2(後手) RUG Delver ○×○
Round 3(先手) RUG Delver ○××
Round 4(後手) UW Blade ○○
Round 5(先手) UW Blade ×○○
Round 6(先手) UW Blade ○○
Round 7(後手) Merfolk ○○
Round 8(先手) UR Delver ○○

成績:6-2

 

デルバーと石鍛冶大杉ワロタ

 

この時点ではコントロールも多少いると思っていたので紅蓮光電の柱をサイドに2枚取っていました。しかし、自分の当たりだけでなく会場全体の分布を見ても明らかにコントロールは下火だと感じたので、この2枚を飛び道具の達人と血染めの月に変更してEW本番に臨むことに。

EternalWeekendAsia

ラウンド 対戦相手 結果
Round 1(後手) UW Blade ○○
Round 2(後手) Sneak Show ×○○
Round 3(先手) ANT ○××
Round 4(先手) Burn ○○
Round 5(先手) Reanimate ××
Round 6(先手) UW Blade ×○×
Round 7(先手) Sneak Show ○○
Round 8(先手) UR Delver ×○×
Round 9(後手) Grixis Delver ○○
Round 10(後手) Reanimate ××

成績:5-5

黒力線が欲しい相手を不運にも3回踏んでしまいgg

ただ、その3回を除いた成績自体は5-2なので、ゴブリン的には可もなく不可もない無難な成績だと思います。

デッキ構成について

今回のデッキ構成について自分の頭の中を整理整頓する意味も兼ねてまとめておきます。

飛び道具の達人はメイン1枚 サイド1枚

モダンではメチャ強なので4枚から調整を始めた飛び道具の達人。しかし、いざ実際に試してみると序盤にBadlandsを持ってこないといけない点や沼を入れる場合、不毛・リシャポを減らさないといけない点が予想以上にしんどくて散々な結果に。

1,2ターン目に出てきた小粒クリーチャーを自力のみで除去できる点や霊気の薬瓶から出せる点はすごく強力です。しかしメリットとデメリットと天秤にかけたとき、デメリットの方が少し上回ると感じたのでメインに1枚。EWでは石鍛冶とデルバー対策を更に厚くするためにサイドに1枚追加する構成にしました。

ゴブリンの鎖回しは不採用

モダンホライゾン後、レン6と疫病マンの影響でどのデッキもタフネス1は避けています。鎖回しがクリティカルに刺さるグリコンもデスタクをはじめとした小粒デッキはどれも下火なので今回は不採用となりました。

稲妻造り師の不採用、メインに損壊名手

稲妻造り師はミラクルやグリコン相手なら強力ですが、現状のメタではそれらコントロールは少ないと判断。フェアデッキで今回意識すべきは石鍛冶とデルバーなので、「アーティファクト破壊」と「ロード能力」がそれらに対して効果的な損壊名手をメインに昇格させました。

血染めの月の起用

対デルバーで最も効果的なのは虚空の杯ですが、G2以降はアーティファクト破壊のせいで信頼性はガタ落ちします。そこで血染めの月です。基本地形が無いUR以外はこれ1枚で完全憤死。先手レン6でボードを掌握されても巻き返せる1枚が欲しかったので今回久しぶりに入れました。

最初は1枚だけでしたが、神レガシーの時点でRUG、Grixis、4cと様々なデルバーが予想以上に勢力を増していたので万全の体制で臨むために2枚目を採用しました。

サイドに3枚目のクレンコ

これも主に対デルバーを意識した結果です。ゴブリンデッキにおける2枚差しは女看守のサーチか中盤の首謀者、終盤のナチュラルドローくらいでしか期待できませんが、3積となれば話は別。看守、首謀者に頼らずとも4ターン目までに普通に素引きしてキャストできる確率もググッと上がります。

そして対デルバーデッキで一番信頼できる勝ち筋はクレンコによるイージーウィンなので、今回思い切って3枚目を採用しました。全てのマナ域に単品で致命傷になるカードがあればどれか1つくらいは通るやろ理論で臨みます。

※戦親分を3枚採用している関係上、サイド後の対青白石鍛冶戦でプレッシャーが弱くなってしまうのでそれを補うという意味もあります。

ダークデプス対策は万全の構えで

MOでの遭遇率や、メタ的な立ち位置の良さから今回はダークデプスが相当多いことが予想されました。ゴブリン目線でのダークデプスはスニークショーと同じで対策すれば勝てる(対策する価値がある)マッチアップなので、黒力線の枠はここに費やしました。

実際に蓋を開けてみるとダークデプスはスニークショーに次ぐコンボの大所帯で、TOP8に4人、最終的に1,2フィニッシュを決める今大会の主役でした。自分は当たりませんでしたがこのサイドボード自体は大正解だったと思います。

 

 

以上です。割と普通のリストなので特筆すべき点はそんなにないですね。調整当初はかなり負けに負けて難航しましたが、振り返ってみるとメインは6月頭に5-0したリストに戻ってきました。

やっぱり手に馴染んだリストが一番だった、と。

EWのメタゲームについて感想

今回のEWでは全参加者のメタゲームブレイクダウンが公開されました。

個人的に気になった点をまとめます。

”情”によるデッキ選択が多い!!!

まず最初に気になったのがURデルバー、スニークショー、ミラクルの多さでした。

元々デルバー系はレン6を使えるRUGが最大勢力で、次に4c、URは三番手くらいを想定していたので、まさかURが使用者数No1になるとは思いませんでした。いくら血染めの月で死なないとか蒸気の絡みつきでダークデプスをケアできる等の利点はあっても、多発するであろう肝心のデルバーミラーで4/5タルモにモジモジしたり、レン6で一方的にリソースを取られ続け頭がキューッ!となることを想像すると自分だったら握りません。しかしそうではないプレイヤーが53人もいたのは意外でした。

次にスニークショーについて。直近のメタゲームでは明らかにダークデプスがグイグイ来ていました。そのため現在進行形で増えつつあるダークデプス対策をモロに受け、かつ新戦力も得ていないスニークショーは敬遠されると予想していました。ところが蓋を開けてみるとダークデプス(37人)を抑えて38人とコンボの最大勢力に。息の長いデッキなので愛好家がいるのは分かりますが、それでもここまで使用者が多いのは完全に予想外でした。ただし、TOP8進出率で見るとダークデプスは4人もいるのにスニークショーは1人だけ。コンボデッキとしての格付けは完全についた感があるので、今後スニークショーの使用者数がどう推移するかは見物です。

そして最後に36人もの使用者を誇ったミラクル。現在の環境は明らかにレン6を中心に回っており、ミラクルは着地してしまったレン6に対して回答がほとんどありません。直近の神決定戦でTOP8に1人入ったので、それに背中を押されたプレイヤーが多かったとも考えられますが、”情”に流されず”理”で考えるなら今は青白石鍛冶の方が優れているのは間違いありません。そのためミラクルの使用者はほとんどが青白石鍛冶に流れるだろうと思っていたので、石鍛冶49人に対してミラクルが36人も居たのは驚きました。

 

これら三つのデッキはデッキパワー的には問題ありませんが、メタゲーム的には明らかに向かい風です。そのためスニークショーはともかく、同種の受け皿(RUG,石鍛冶)が存在するURデルバーとミラクルは使用者がもっと少ないと思っていたのですが・・・いやはや分からないものですね。

情の塊でしかないゴブリンを使っている自分が言うのもなんですが、今回のEWでは予想以上に情の選択をしたプレイヤーが多くて驚きました。

黒力線はやっぱりいらなかった(と思う)

今回は黒力線を完全にカットしたせいでANTとリアニメイトに0-3してしまいました。しかしメタゲームブレイクダウンを見ると黒力線が必ず欲しい相手は全体のうち、わずか11.8%のみ。3回も踏んでしまったのは完全に不運でした。

こういう連敗の仕方をすると、じゃあ黒力線を積むぅ?という話になるのですが、全体の分布を見れば黒力線はベンチを温め続けるだけのお荷物になっていた可能性の方が遥かに高く、下手したら1度もサイドインしないで終わるケースも十分あり得たレベルです。それで他のTier1へのガードが薄くなって負けたんじゃ馬鹿丸出しです。

そのため黒力線は完全に切ってその枠をTier1への対策に充てる方針自体は今でも間違ってなかったと確信しています。

まとめ

そんな感じでレガシー神とEWはそれぞれ6-2、5-5という結果で終わりました。結果だけを見るとダメダメちゃんでしたが、対策を完全に切ったアンフェア3戦以外の成績は11-4で勝率73%。ベストではありませんがゴブリンでこれなら割とベターな方だと思います。

灯争対戦、モダンホライゾン、M20を経てスタンダード並に環境が目まぐるしく変化したレガシーもEWが終わってようやく一区切りつきました。さすがに次のエルドレインでも更にレガシー環境を激変させるカードが投入されるとは予想し辛いので、今後しばらくはレン6と大躍進を遂げたダークデプスを中心にレガシー環境は進んでいくことになるでしょう。

ゴブリンとしては今後もサイドに黒力線は入れずアンフェア以外ならだいたい勝てる、という構成を目指して頑張っていこうと思います。

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コメント一覧

  1. 面白かったです。ANTとリアニメイトに3回当たったのは不運でしたね。でも仰る通り、全体の分布を見れば黒力線は確かに必要なさそうなのが何とも・・・(汗

    • 黒力線をバッサリ抜いた時点でこういうパターンも覚悟はしていましたが、実際アンフェアに切られまくると中々堪えますw

  2. お疲れ様でした。自分もゴブリンで参加したのですが、墓地対策は取ってても普通にANTに負けましたw 結局対策しても負けるときは負けるんだから、確かに最初から割り切った方がいいと思いました

    • まともな妨害要素が不毛・リシャポしかない時点で今のインフレしたレガシー環境を乗り越えるのはかなり厳しいので、割り切りは大事ですね

  3. クレンコの3枚目は分かりましたが、サイドの飛び道具の達人は何ですか?追加の除去?

    • 石鍛冶、デルバーに加えてデプスの開墾者など考慮すると細かいクリーチャー対策がもう1枚欲しかったので入れました。ゴブリンカウントの都合上、この枠は非ゴブリンスペルにはできなかったので使い勝手の良い飛び道具を入れるに至りました。

  4. Полезно

  5. olde hickory Tap room

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